・外科_手術入院 > 備忘録…番外版
【はじめに_発覚経緯_顛末】
昨年(2014.11月)ドックではなく一般健康診断を受診したのだが
相変わらず、血液検査値は ズタズタ (既知なので無視)…
ところが意外な事に
「便潜血検査陽性」3ヶ月以内に二次精査(大腸内視鏡検査)要ス との指示書が届いた。
2015年
1/6 [消化器内科]受付 (実検査日 1/19を予約)
1/19 [消化器内科] 日帰り内視鏡検査実施
・横行結腸部 5mm以下_ポリープ発見
内視鏡更に奥(右結腸曲・上行結腸・盲腸)へ
・回腸に 3cmほどの(デカイ!)腫瘍発見
内視鏡戻り時【スネアー法】によりポリープ切除(3回目)
※ スネアー法
隆起型ポリープに行われる一般的な方法
細い針金を輪にした「なげなわ」のような器具を使う
施術後、 Dr.から「切除ポリープの病理検査結果は1週間後
まぁ問題無いでしょう。‥と言われた。
回腸部腫瘍は脂肪腫で、悪性化することは殆ど無いので経過を看ましょう…との事だった。
保険会社請求書類の受け取り・病理検査結果説明を聞くため 次回 外来を血液腫瘍内科の
定期検査日の 1/30で予約した。
1/30 血液腫瘍内科にて受付し、いつものごとく採血3本
消化器内科で受付しDr.と問診 病理検査結果は 悪性ではなかった。
しかし脂肪腫については 血液腫瘍内科のDr.から詳細、治療方針
を聞いて下さい…とのことだった!
そして 血液腫瘍内科にて採血結果云々を聴き、
[消化器内科]いよいよ脂肪腫に対しては…
9月検査で撮影した腹部CT画像を詳しく見直すと、大腸側に脂肪腫が映っていて
小腸側から大腸に行たり来たりしているのではないか?
いずれにしても このまま脂肪腫が回腸内で成長 或いは 回盲部に挟まってしまうと
【腸閉塞】発症リスクが非常に高い…手術しかない !!(するべきだ!)‥
消化器内科の先生と血液腫瘍内科の先生の見解は一致している…と
びっくりして、速攻 外科外来予約を 2/3 に入れてもらう。
2/3 スケジュール決定(2/13:術前検査 2/18:入院 2/20:手術日 3/2:退院)
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外科手術内容説明を下記のように受けた。 ・病名:小腸脂肪腫 ・内容:腹腔鏡下小腸腫瘍切除術 (回盲部切除または小腸腫瘍部分切除) ・手術時間:3~4時間(腹腔内 状況による) ・麻酔方法:全身麻酔 2/13 術前検査 ・血液検査_このところ 10日毎に採ってるなぁ(*_*) ・x線(胸部・腹部) ・心電図 ・肺機能
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2/18 入院(ドクターヘリが発着する医大の隣)
20日まで特にすること無し(最終各種同意書確認/署名・食事制限)
2/20 手術日
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・8:00~ : 手術着準備及び点滴針挿入(例により何度もトライするもNG) ・8:30~ : 硬膜外麻酔用チューブ挿入する部所(放射線科)より「呼び出し」あり 仕方がなく点滴針準備なしで赴く ・9:00~:(おそらく)手術開始 ぁ・何度も挿し直しされた点滴針は放射線科のベテラン看護師さんが 一発挿入 麻酔医の問言葉に反応するも直ぐ意識なし ・14:00~:手術終了
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虫垂は残す予定であったが血管癒着があり出血のため切除
目覚めたらICUに居て奥さんが手を握ってくれてた。(^^) ありがとぅ!
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*ICUでの出来事 ほとんど・まず寝れない == 睡れるわけがない(-_-メ) 何故? てかぁ! それはだなぁー プンプン! ・数分置きに血圧測定 ・常時下肢モミ揉みマッサージ_*1 *1_肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)の予防のため ①小さめの弾性ストッキング装着 ふくらはぎ周囲に袋状のもの巻きつけ ②間欠的空気圧迫 ・心電図計器音 ・趣味じゃないBGM_しかも音量高め(-“-)
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2/21 10:00~ : (おそらく)元の病室(4人部屋)へ戻り痛み軽減をひたすら待つ
【おまけ】 ***[病理組織診断報告書]***
・病理診断
Lipoma of the small intestine:小腸の脂肪腫
No malignancy seen:悪性は見られません ・所見(概略)
粘膜下層に35×25×25mmの脂肪腫で悪性所見は認めません
脂肪腫及び虫垂の断端は陰性です(完全に切除されています)
*外科手術(私の場合…)は術後数日、痛みのピークが過ぎれば みるみる快方!
(鎮痛剤も抗癌治療時より、よく効くwa)
病理検査も異常なければ一件落着!
リンパ腫寛解と比べて ず~と・ズ~ト安心 (*^^)v