2013年7月21日日曜日

【Memorandum】_免疫グロブリン=抗体

     数か月前、維持療法中での毎月血液検査でIgG・IgAの低下が止まず、Dr.と今後のリツキサン
      投与による治療方針について…説明を受けたり…うんぬんとした時に調べたことを載せておく
    ( どうして 忘れて・覚えていないのだろう ~_(・。・)~゚ボーッ )


★【免疫グロブリン=抗体】 => 呼び方が違うだけ
   ☆抗体には、モノクローナル抗体とポリクローナル抗体がある
  (免疫グロブリンは、一応、ポリクローナル抗体)
  体の中にはたくさんの抗体産生細胞があり、ひとつの種類の抗体
 (モノクローナル抗体)が創られる。
  血液中ではこれらが一緒になって、モノクローナル抗体がたくさん集まりポリクローナル抗体
 (免疫グロブリン)になる。
  血液中や体液中に存在する抗体(antibody)は、リンパ球のB細胞が産生し、体内に侵入して
  きた細菌・ウイルスなど微生物や、微生物に感染した細胞を抗原として認識して結合する。

   

  抗体が抗原へ結合すると、抗原と抗体の複合体を白血球やマクロファージといった食細胞が
  認識・貪食して体内から除去するように働いたり、リンパ球などの免疫細胞が結合して
  免疫反応を起す。

  一種類のB細胞は一種類の抗体しか作れず、一種類の抗体は一種類の抗原しか認識できない:。
  体内では数百万〜数億種類といった単位のB細胞がそれぞれ異なる抗体を作り出し、
  あらゆる抗原に対処しようとしている。

 再掲
  「抗体」という名は抗原に結合するという機能を重視した名称で、免疫グロブリン
  (Immunoglobulin)と呼ばれる。 すべての抗体は免疫グロブリンである。

 ★【免疫グロブリン】分類
     ・IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類の免疫グロブリンが形成される。

  基準値(/dl)   低値 高値
IgG

800~
1600mg

血液中に最も多く含まれ種々の抗原
細菌、ウイルスなどに対する抗体を含む
ステロイド投与
免疫抑制剤投与
放射線照射
多発性骨髄腫
肝硬変
慢性肝炎
IgA

100~
350mg

腸管、気道などの粘膜に多くあって、
細菌やウイルス感染予防に役立っている
免疫抑制剤の投与
ステロイド投与
リンパ増殖疾患
慢性肝炎
IgM

60~
250mg

細菌やウイルスに感染したとき、最初に
作られる抗体がIgM。
IgMが作られた後、本格的にIgGが作られ
IgMを調べる事で感染症かが判る
多発性骨髄腫
免疫抑制剤投与
ステロイド投与
肝硬変
炎症
IgD 9mg 未満 量的に少なく役割はよくわかっていない!? 骨髄腫 免疫不全症候群
IgE

(RIST)
250iu/ml
未満

喘息〔ぜんそく〕や花粉症などアレルギー
を起こす抗体
  アトピー性疾患
気管支喘息悪


 てなことで治療中の低下は当たり前
(免疫グロブリン製剤 の静脈注射 にまで 至らぬ様に願う)

 ミ★(=^・・^)v Thanks!!★彡
  参考 お役立ち HP
   ・一般社団法人日本血液製剤協会 さん
  WIKIPEDIA_ さん(抗体)もありがとう

 

  にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ

2013年7月20日土曜日

【Memorandum】_白血球・リンパ球

とっても分かり易いサイトを発見
《 白血球/「好中球」「好酸球」「好塩基球」「単球」「リンパ球」WBC 》
※ NAORU.COM    <= 広告がチョッ ト…… だけど よく理解できるヨ  ありがたい ミ★(*^-゚)v Thanks!!★彡
これに自分なりの追記しておく…(何せ、健忘?気味だから ネ …)

*

*

1µ㍑の血液には通常500万個の赤血球と7000個の白血球が存在し これらの細胞は骨髄の多能性幹細胞
に由来する。
骨髄幹細胞はつねに分裂して様々な血液細胞を供給する。

★ WBCと表される白血球【White blood cell】 って何?




血液に含まれる細胞成分や、骨髄系前駆細胞から分化する免疫担当細胞
  (好中球をはじめとした顆粒球単球樹状細胞などを含み、リンパ球を含まない)
  さらには狭義には好中球を単独で表すこともある   ってだから…何?
リンパ球、顆粒球、単球の総称とされ一般的な検査で検出される細胞成分の一つという定義に
基づいている。
この細胞成分は外部から体内に侵入した細菌・ウイルスなど異物の排除と腫瘍細胞・役目を終えた
細胞の排除などを役割とする造血幹細胞由来の細胞である。
 末梢血内の白血球は通常、好中球好酸球好塩基球リンパ球単球の5種類とされる
 白血球は2種類の中分類。
  一つは顆粒球という分類で、好中球単球(マクロファージ)、好酸球好塩基球
  (白血球全体の6~7割程度がこの部類になる、特に好中球は全体の半分を占める)
  もう一つはリンパ球、顆粒球の部類に入らない(thymus)細胞と(bone marrow)細胞
     及びNK(Natural killer)細胞という 免疫効果の強い細胞。
 (骨髄で作られ胸腺・脾臓等で免疫細胞として分化されたもの)

 

白血球の質的変化をとらえるため白血球に占める割合を示す <= 白血球百分率




 好中球  neutrophil 病原体の食作用   36~72%
 好酸球  eosinophil 細菌を殺す   6%未満
 好塩基球  basophil 損傷や感染への体の反応を強くする   3%未満
 単 球  monocyte

マクロファージ・・・
(抗体で覆われた病原体の食作用と殺菌作用)

  3~9%
 樹状細胞  dendritic cell マクロファージなどとともに抗原をとりこみ
消化してT細胞に抗原を提示する
   






 リンパ球  lymphocyte B細胞 抗体グロブリンをつくり細菌を退治する   20~53%
T細胞

ヘルパーT細胞
(免疫システムを活性化する)

 

サプレッサーT細胞
(不必要な免疫反応を抑制する)

 

キラーT細胞
(ウイルスなどの異物を攻撃する)

 
NK細胞 ガン細胞などの異物を退治する  

その他 お役立ちHP
 e-血液.COM
WIKIPEDIA_ さん(リンパ球 白血球)もありがとう

  にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ